あの羽根の持ち主は…

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お迎え、そして先行してアップしていたプロフィールからだいぶと時間が経ってしまいましたが…。
今更ながらお迎えレポ的なものを書かせて頂きたいと思います。
見ての通りではございますが、中川多理さんのお人形「老天使EN-Ⅷ」さんとご縁があり、Ghost Cageの一員となりました…!

時は遡る事2017年の4月21日。
京都の春秋山荘さんにて行われていた個展「幻鳥譚ー風のフラグメンツー」に足を運びまして、中川多理さんのお人形の世界にどっぷりと浸って参りました(感想記事はこちらです)
その時はお人形のお迎えには至らなかったものの老天使の羽根の欠片をそっと購入して帰りました。
どうかこの羽根がご縁を呼んで来てくれたらいいな〜なんて願掛けをしながら…。
でもそれはもっと先のことだと考えていました。
んが、そのご縁はまさかのちょうど1ヶ月後にやって来る事になったのです!

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2017年5月21日。
ケイカと共に天使の里の華の会で午前中ささっと撮影を行った後(その時の記事はこちら
すぐに山科の春秋山荘に向かいまして、13時過ぎくらいには到着したかなと思います。
とても良いお天気の日でして、割と薄めの格好でとぼとぼと山荘までの道のりを歩いていたんですが…5月だというのに発汗しまくってました()
ケイカ本体はコインロッカーに預けていたので身軽…かと思いきや、カメラは手荷物の中に入っていたのでそこまで身軽でもなく(笑)
いつも出かける時は平日なのですが、この日は華の会もあって土日のお出かけ。
春秋山荘さんもお客さんが結構多かったです。
「幻鳥譚ー風のフラグメンツー」は会期が1ヶ月強と長く、この日も開催しておりました。
しかも同時に「髑髏展Ⅱ」も開催しているということで、4月のときから大幅に展示替えが行われており、中川多理さんのお人形も入れ替えや新作さんが展示されていたのです。
その後半戦展示替えを見たくて、おかわりしに参ったというのが今回の目的でありました。

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春秋山荘に到着し、まずは髑髏展Ⅱの方からじわじわと鑑賞。
髑髏をテーマとした複数の作家さんの作品が並んでいましたv
その中にも中川多理さんの新作の黒いマスクがクールなおかっぱ&和服の老天使さんと、これまた真っ黒な老天使の頭部が展示販売されており…。
幻鳥譚の方とは少しテイストが異なるものの、共通性もある素敵な作品でした〜v
そちらもじっくりと眺め「また後で戻って鑑賞しよう…」と思いつつ、お隣の部屋の個展部分へ…。
光があまり入らない部屋の一画に、前回は窓辺に配置されていた山尾悠子さんの短編小説「小鳥たち」の中に登場する小鳥の少女のお人形たちが5体座っておりました。
前回は4体だった小鳥たち。5体目の会期後半からの新人さんが水色のドレスを身に纏った彼女でした。
Twitterで彼女の写真を先に拝見しており、アリスみたいな風貌がもの凄く可愛かったので「これはすぐにお迎え先が決まっちゃうだろうな〜」
…と、展示初日に行けるわけではなかったので、お迎えとかそういう幻想を微塵も抱いていなかった私。
(そのまんま「すぐ決まっちゃうだろうな〜」というツイートが残っているかと思います…)
薄いブルーの不思議な輝き方をするアイに金色のソバージュヘア、ヘアピンがとっても可愛らしいv
目尻のブルーのシャドウに真っ赤な唇…そしてお爪もブルー!
写真では解らなかったこのお爪のブルーに完全にノックアウトです…全てがカワイイ!!!
そして、作品名のプレートにはお迎えが決まった子に付く赤いシールが貼られておらず……3度見ぐらいしました←
修正ペンの跡があって、どうも最初は表記ミスで値札の桁が一個多かったらしく……ともかく彼女はまだお迎え先が決まっていない状態だったのです。

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「んぬぅお〜〜〜〜!」と思っているとふいに部屋に入って来られた綺麗な女性に声をかけられました。
在廊されていた中川多理さんご本人でありました…正直軽くパニックでした←
作品の解説やお話をたくさんして頂きまして…動かすとヴェー!っと鳴く老天使のお人形さんなども抱っこ&鳴かせて頂けたり…お人形の衣装の制作のお話なども聞けたりして、凄く嬉しかったです…!
嬉しかったのと同時に、緊張して発汗が凄かった(白目)
私にとってお人形の制作されている方はまさに創造神なので、なんかもうハワワ〜〜〜って…他の作家さんやドールメーカーさんの時もそんな感じなんですが。。。
こうやって創造神の方に出会える機会があるというのは幸せな事だと思います…お人形者って楽しいな…(しみじみ)

しかし、この日はそこまで時間に余裕がなく…電車の時間が差し迫る中…会場をぐるぐる周りながら考えていました。
そう、全くその場に来るまでお人形のお迎えをしようとは考えていなかったんです…出来ると思ってなかった。
でもそこに居る彼女を見てしまった…出会ってしまったんですよね。
かなりうんうん考えたのですが、最終的には「もう此処で見送ったら、きっと二度と会えない。それは、嫌だ」という気持ちが勝ちました。
でもお迎えの時って…結局そこかなって思います。
展示などに行く時もそう、行けるか行けないかよりも…行くか行かないかなんですよね。きっと。
しかし時間が差し迫りまくっていたので、手続きはかなり焦りながらやってました。。
その際にもまた作家さんにお手伝い頂き……別注のマスクは何の躊躇も無くつけてもらいました←
慌ててたとはいえ、変な事を口走っていたような気がする自分…ううう失礼いたしました。。。
その後春秋山荘から駅まで、競歩大会のごとく素早く下山して、電車には無事に間に合いました。

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会期が終了し、少し経った後…彼女はそれはそれは厳重な梱包にて我が家にやって参りました。
会場で姿を見ているものの、勿論触れるのは初めて…おそるおそる梱包を解いたのを覚えています。
出来立てほやほやの別注のマスクにはポプリがついており、正に花の香りがするお人形。
大きさは60cmくらい?はあるのですが、見た目から想像するよりずっとずっと軽く「おお小鳥だ…!」と。
お迎え待ちながら、どんな名前をつけようかな?と結構悩みました。
やはり青系の色に因んだ、西洋的な風貌だけど、春秋山荘という場所の印象から日本的でもあるものを。
色々調べたり悩んだりした結果、碧瑠璃という和色から碧瑠(へきる/Hekiru)ちゃんという名前に決めました…!
澄んだ水や空の色を写したような目をしたところが、ぴったりだなって気に入っていますv

「小鳥たち」のシリーズの老天使さん達は、みんなかなりキャッチーなルックスをしているなと思います。
その後「小鳥たち」オンリーの個展が東京のパラボリカ・ビスで行われ、新たに5体の新しい老天使さんも発表されておりました。
そちらも見に行きたかったのですが、つくと思っていた仕事の都合が全然つかずに終わってしまったという。。
悔しさしかなかったですが…それもまた縁ですね。。
老天使さん達にはEXとかEWとかENなどアルファベットがついているのですが、レッドリストの事なんだそう。
EXが絶滅種、EWが野生絶滅種、ENが絶滅危惧種…こういうのがあるの知らなかった。。
碧瑠ちゃんはENなので絶滅危惧の老天使さん…なのかしら??
老天使は少女の姿のまま歳をとらず、ただただ時と共に古くなって、いつしか骨になっていく…なんという退廃美!

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別の日に撮った、碧瑠ちゃんとビスうさたち。
我が家では碧瑠ちゃんは、キャストドールの子達と一緒に撮影する事は無さそうです。
彼らには碧瑠ちゃんは水色の小さな小鳥に見えてる。
ビスうさのベゼルとチルの2匹には、彼女の人の形が見える…とかそんな設定ですv

というわけで、続きに碧瑠ちゃんのお迎え時の写真が畳んであります〜!
この数ヶ月の間に結構沢山碧瑠ちゃんの写真は撮っているので、ちょこちょこ出して行けたら良いなと思います。
また、今年も中川多理さんの個展があるということなので、こちらもとっても楽しみですv
それでは長くなりましたが、碧瑠ちゃんをどうぞよろしくお願い致します…!
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碧瑠ちゃんはいつもこの簡易撮影ブースに座っております(埃除けはかけてますが)


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ヘアピン女子なんですよv


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割と動き易そうな感じのローブで、ちゃきちゃきっとした印象です。お仕事出来そう系。


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お爪のブルーにノックアウトしました…可愛すぎる。


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全身はこんな感じv


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お洋服のみならず、お靴も作家さんのお手製です…ピッタリサイズ!脱がす勇気は無い。。


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紫陽花の生花と碧瑠ちゃん。


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ここまで見て頂き、ありがとうございました〜v
碧瑠ちゃんをどうぞよろしくお願いします!
.08 2018 Artist doll(作家さんのお人形)